サービスや商品の価格設定について – 豊島区巣鴨の駅近ギター教室

巣鴨の駅近ギター教室　巣鴨ギター塾のSatoshiです。

ハムバッカーサウンドについての秘密を知ってしまいましたが内緒です。

さて、
『サービスや商品の価格設定について』
とありますが。

提供するサービスや販売する商品の価格設定で悩むことってどんな業種でもありますよね。音楽家もそうです。

・低すぎても利益が出なくて自分の収入にならず生活できない。

・高すぎても購入する人がいなく結局売れないので、自分の収入にならず生活できない。

などなど。その中間ぐらいを望む人が多いです。

これね、面白いんだけど、自分が消費者の時はなんとなくやり過ごしているのに、提供者になると悩むんですよね。面白い。

例えば、楽器。

買う時は結構すんなり買いますよね？　でも、いざ自分が販売するとなったら価格に悩む。これなんですよ。

この辺に関しての究極的な答えがあります。これはどの業種もそうです。

いいものは売れる。

これに限る。

例えばこれは実体験なんだけど、昔はセッションのイベントって参加費は¥1,000~¥1,500が主流だったわけですよ。今よりも景気が良かったにも関わらず。そこのプラスして最低でも1ドリンク。当時は¥500ドリンクが多かったので、最低でも¥2,000-はかかる。

んで、あるきっかけがあって参加費が¥2,000が主流になります。これは僕の友人が下北沢に出したお店がそうでした。参加費¥2,000でプラス1ドリンクとなると¥2,500以上になりますね。

当初は『高い！下げろ！』みたいな声が多かった気がします。僕もちょっと高いなと思いました。で、セッションを定期的に開催してくれないか？と言われ悩みました。

この料金でお客さんが来るのか？　かなり手強い。どうしよう。

そこで思いついたのが、

この料金でも賑わうようなイベント内容にすればいいんだ。

これです。となると、どこでもやっているような内容のセッションイベントでは通用しないんですよ。同じような内容だったら、安い方に行くでしょ？それが普通。もっと特別感を出さないといけないなと思いました。そこで生み出されたセッションが

’90 Session!

だったわけです。

当時はセッションにj-popを取り入れているところはチラホラありましたけど、専門でやっているところはなかった。しかも90年代で。さらに、ちゃんと譜面を容易してホストバンドも固めて。これはなかったね。

ということで、当時としては珍しい90年代j-popを中心とした完全歌物セッションがスタート。
そもそも、僕が90年代j-popで育ったので、こういうイベントはいつしかやりたいと思っていた。

そして、蓋を開けてみれば大盛況。さらに噂が噂を呼び大盛況。毎月第２金曜日に開催していたのですが、たまたま祝日になった日とかはやばかった。開催時間を早めにしてスタートしたけど、60人ぐらいきましたねw

6年ぐらいやったのか？平均来場者数は26~7人です。定期的平日セッションイベントとしては異例な数字だと思います。

多くのお客さんが来ることはわかっていたからシステムはかなり作り込んだ。例えば、ギターの参加者のエフェクター持ち込みは基本的に禁止にしていた。それはセッティングに時間を浪費するのは良くないと判断したため。僕のものを使ってもらってました。シールドを抜き差しするだけでいいので、セッティングは10秒もかからない。