巣鴨の駅近ギター教室 巣鴨ギター塾のSatoshiです。
ミネラルウォーターで沸かしたお湯でカップラーメンを頂くというとんでもない贅沢をしてみましたが、とても美味しかったです。
さて、
『コードのバリエーション』
とありますが。
本日は第3水曜日開催のシティポップセッションです。
3シングルMike Lullで出勤します。
コードのバリエーションと書きましたが、歌物バッキングでのことです。しかし、例えばCM7というコードがあって、それに9thを加えたり13thを加えたりとか、
そういうことではないです。
CM7でのバッキングとなった場合、いくつのアプローチができますか?オブリは省きましょう。カッティングだったりアルペジオだったり、白玉だったり、
そういうことではないです。
簡単に言っちゃえば、どれぐらいのヴォイシングバリエーションがあるのか?って感じです。ヴォイシング、シンプルに言うと音の並びです。
っていうと、その音の並びを考えだして その考えのスタートの時点で変な先入観を持ってしまう人が多いので先に言うと、4和音コードだからって4つの音を全部使わなくてもいいんですからね。1音でもいい。
1音だとコード(和音)にならないと言う人もいるけど、歌物バッキングでのアプローチの話なので、1音でもいいのです。
フルコードで弾く人が結構多いですよね。もちろん、それもアプローチの一つ。けど、それが正解か?と言われると、その時によって違う。けど、フルコードの特徴として多くの弦を使っているので音量が大きいことがある。その音量が歌を邪魔してしまうことが多々あるんですよね。なので、省略コードを使う人もいる。まぁ。フルコードを押さえても特定の弦しか弾かなかれば音量が抑えられます。僕が良くやってます。でもフルコードで押さえてそうで弾かない弦はサボって押さえてますw
もちろん省略した形で押さえることも多い。省略した場合は色んなポジションを使います。CM7だったら3F付近や5F、7F、12Fと。まぁ別にどこでもできます。22Fではやりません。21Fもw
ただ、それをどう使い分けるのか? ライブだとその時のヴォーカルメロディーにそって押さえることが多いです。key=Cで歌い出しが1拍目頭でB音だとしましょう。で、コードはCM7。そしたらトップノートがB音になるようなヴォイシングで。具体的に言うと、1弦7F、2弦8F、3弦9Fのコードにします。4弦のルートは省略することが多いです。なので、実質Emコードになりますね。こうすると歌の人はかなり歌いやすいのです。というか、これが僕の歌物バッキングの秘密です。
しかし、セッションだとこれは難しい。なぜなら、
知らない曲で譜面にメロディも書いていないからです。
1周聴いたとして、2周目はメロディが違うかも知れないので、もはや不可能ですね。そう言う時は歌をよく聴いて音量と刻みで邪魔しないようにする。
刻みが多すぎて邪魔してしまっている人、正直多いです。音楽は引き算のほうで考えた方がいいと推奨します。
あと、歌物バッキングとしてアルペジオをする人って全然いませんよね?なぜ?あんなに便利なのに……。僕は使いまくってます。
最後にもう一個。これが3和音コードになった場合。僕は結構パワーコードを使います。シティポップセッションでもよくやってます。
で、パワーコードって聞くとわかりますか?そのコードの1度と5度のみを弾くプレイですよね?そう、1度を5度を弾く演奏なんです。
別に低音弦でやらないといけないわけではないです。
僕は1,2弦でよくやってます。カッティングする時は2,3弦でやってます。それも5度は下に持っていって。例えばコードがAだとすると、2弦10Fでルート。3弦9Fで5th。信じられないぐらい便利です。全然歌の邪魔しないし。かなり使ってます。あまり使っている人いないけどねw
これ系の小技ってどこで覚えたかと言うと、
B’zです。
最近のB’zは聴いていないからわからないけど、僕がよく聴いてたのってプレジャートレジャーなんですよ。金と銀のベストアルバムね。その2枚とも高校生の頃にバンドスコア買ってコピーしていました。今でも持っています。
その時の松本さんのバッキングって上記のようなものがすごく多かった。すげー勉強した。バンドスコアでタブ譜見て覚えて、上の方にコードも記載されているから、それを見比べて『このコードの時はこういう事ができるんだな』って勉強してました。オブリも松本さんで随分と勉強しました。
その時の松本さんの特徴?というのか?本人にとっては当たり前だと思うんだけど、同じコードでもクリーンと歪みでヴォイシングを変えていることにびっくりした。当たり前っちゃー当たり前なんだけど、当時ギター歴1年の僕には衝撃だった。
特に勉強になったのは4和音コードでの歪んだ音でのバッキング。M7コードで4弦ルートとしましょう。4,3,2,1弦を使いますけど、歪んだ時は1弦を使わないんですよ。なので4弦からR,5th,M7thって感じになります。3rdなし。これがめっちゃスッキリしたサウンドになっていてアンサンブルでやる時もすごく効果的なんです。もちろん、今でもこの技を使ってます。
m7コードになると当時の松本さんが歪んだ音でやっていたのは、6弦ルートだと4,3,2弦のみ。4弦からm7th,m3rd,5thって感じですね。あとは5弦ルートで4,3,2弦のみを使う。4弦から5th,m7th,m3rdって感じですね。これらももちろん今でも僕は使っています。
まぁ、これらの特徴は5,6弦と1弦を使わないってことです。これで歪んだ音でも4和音コードがスッキリするんです。実質、音を4つも使ってないのでスッキリする感じ。
これらのコードプレイ満載の曲がありまして、love me, I love youです。この曲のバッキングは完コピした方がいい。オブリも素晴らしい。ソロも素晴らしいけど、そのままコピーするんじゃなくて、その場その場のコードを確認しながらコピーして欲しい。すごくロックなソロだけど、完全にコードに沿って弾いています。あれはやばい。
でも一つ、問題があります。すごく勉強になるからコピーした方がいいけど、めっちゃ難しいですwww
Satoshi
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•Satoshi (本名 下園 聡)
高校卒業後に音楽学校メーザーハウスに入り、
山本恭司氏、養父貴氏、矢堀孝一氏、井上博氏、
玉城宏志氏(順不同)らに師事。
卒業後は宮脇俊郎氏に師事。
多数のセッションイベントやレコーディング、
アーティストライヴサポートを手がける。
メイン活動はスタジオミュージシャンとして
アーティストさんのLiveサポート、
アーティストさんやCMソング等のレコーディング。
~共演したアーティスト、バンド~
Toshl (X Japan)、堀江淳、桑田靖子、
ジェームス小野田(米米CLUB)、高橋まこと(Boowy)、
真行寺恵里、菅沼孝三、大間ジロー(オフコース)
大土井裕二(exチェッカーズ)、
江口正祥、門倉有希、水瀬あやこ、ユッコ•ミラー、
川口千里、樋口舞、マイク眞木、
Piano Bass World、徳留康治、
鈴木孝彦、王子楽団、etc…